らいとの資産形成実践記

低支出でやりくり→資産形成の実践記です!

ロングセラービジネス書「バビロンの大富豪」のレビュー お金に困らなくなる秘訣とは?

こんばんは! らいとです。

 

今回はオススメ書籍のレビューを

したいと思います。

 

「バビロンの大富豪」

ジョージ・S・クレイソン

大島 豊 訳

グスコー出版

では、早速参りましょう!

 

この書籍は「5つの黄金法則」といわれる

お金を貯めるための秘訣を

オムニバス形式の物語で解説しています。

 

その5つの黄金法則を分かりやすく説明すると

 

①最低でも収入の10%は貯蓄しなさい

 

②利益を出せそうな良い投資先を見つけ、貯まったお金を賢明に投資をしなさい

 

③投資をするときは、お金の扱いに長けた人の忠告をよく聞き、慎重に投資をしなさい

 

④自分がよく知らない商売や目的、

お金を守ることに長けた人が認めないような商売や目的にお金を使ってはいけない

 

⑤あり得ない莫大な利益を生むもうとしたり、詐欺師が謳う魅惑的な誘いに乗ったり、自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするとお金を失う

 

この5つを守れば、資産を増やす事ができる

というものです。

 

先に結論だけ書いてしまいましたが、

 

それぞれの章で主人公たちが

苦境に立たされ、助言を得ながら

克服することで黄金法則に辿り着きます。

 

もしくは、成功者が自身の回想で黄金法則を

語ります。

 

その過程も人間味があって、

とても興味深いです。

 

5つの黄金法則について。

言われてみれば、当然だろう

という内容が並んでいます。

 

しかし、

そのこと自体に気が付かなかったり

実践していないためにお金に苦労するのか

 

というのが、私が思った感想です。

(私は②と③が当てはまりました)

 

資産を増やすための秘訣は

堅実にお金を貯め、投資する

ということがエピソードを踏まえて書かれているので、興味を持ったらぜひ読んでみて下さい!

 

 

 

ここからは、私が危惧していることです。

 

 

 

現在、日本の個人が保有する金融資産のうち「現金・預金」は

約1,100兆円で金融資産全体の50%超えています。

また、「株式等」や「投資信託」の合計は約280兆円で約9.8%で、

先進国の中ではかなり低いです。(2022年9月時点)

 

これは結構、

やばい問題じゃないかと思います。

 

なぜ問題かというと銀行預金では

お金は増えないうえ、

物価高(インフレ)によってお金の価値が相対的に低下します。

 

つまり、長期的に見れば

現金や預金しかないと資産が減っていくのです。

 

岸田政権が「預金から投資へ」という方針を掲げたのは記憶に新しいと思います。

その結果、新NISAが誕生しました。

 

また、年々増大し続ける社会保険の負担を

「この新NISAを使って、老後資金は自分でなんとかしてもらおう」

というのが、目的のひとつだと思います。

 

極論を言うと、

今後は国民が「新NISA」を使っていることを前提として

年金受取年齢を上げたり、

後期高齢者の医療負担の割合を上げたり、

といった事が起きると大いに考えられます。

 

となると、

知る者と知らざる者で格差が広がり、

富める者とそうでない者に分断され、

貧富の差はさらに大きくなると考えられます。

 

それが老後の人生にも大きく影響してくるのは間違いないと思います。

 

 

 

投資と言えば、

「損しそうで恐い」

「お金持ちがやること」といったイメージがあるのではないでしょうか?

 

私もその1人でした。

 

現在は様々な投資商品が開発され、

少額から投資できる投資信託もたくさんあります。

 

非課税口座で運用して得られた利益に税金がかからないNISA制度と

複利効果で資産が増える長期運用は非常に相性がよいので、使わないと損です。

 

お金に関する制度だけではありませんが…

必要な制度の内容を知り、自分で動かないと、

何ひとつ恩恵を受けられません!!

 

この記事をきっかけに投資に興味を持ち、

「知る者」になって頂けたら幸いです。

 

未経験者、初心者向けの投資のオススメ書籍のレビューもあるので、ぜひ参考にして下さい。

↓↓↓

light-shisankeisei.hatenablog.com

 

 

あー、言いたいこと全部言った!!(笑)

 

また次の記事でお会いしましょう!

終わります!!